携帯電話の契約と信用情報（CIC）の関係性について
携帯電話の契約ととCICの関係性について記載しました。
知らなかったでは済まされない事情について述べています。
以下は文章でも記載していますのでご参考ください。
携帯電話の契約と信用情報はつながっているのですか？？
結論から言うと
携帯電話の契約事情はCICに載せることが義務付けられました。
これは、
改正割賦販売法という法律が定められて、携帯電話を割賦契約（分割払い）で購入する際は
購入者の信用情報を参照すること
合わせて
信用情報機関に購入者の情報を登録すること
この２つを義務付けることが盛り込まれました。
どうして義務付けられたのでしょうか？？
明確な理由は定かではありませんが、
割賦契約において
携帯電話を取り扱う会社がとても大きな損害を得た背景が有ります。
特に大きく報じられたのが
割賦契約においてソフトバンク社が５００億円の損失をだしたという事でした。
当時ニュースにもなっていたので記憶にある方もいるかもしれませんね。
携帯はガラケーと言われる二つ折りの携帯電話から
ボタンが内蔵されているスマートフォンに切り替わり
当時０円で契約をして投げ売り状態だった市場が
みるみる大きな成長産業へと生まれ変わった時代でもありました。
契約して携帯だけ手に入れて転売する人が居たり、
携帯市場はとても闇の深い市場でした。
分割で私達が購入できな買った場合、なにか問題があるからなのでしょうか？？
分割購入おいて、
分割購入できない場合、考えられるのは２つほどあります。
1. 携帯電話の料金未納
2. 携帯電話の端末代金の未納
１つ１つ説明したいと思います。
料金の未払いによる問題について教えてください！
料金未納による問題は
未払金を支払うと再度契約を取り交わすことができます。
ソフトバンクは保証金を求められたりします。
そのくらいナイーブな問題だということですね。
しかし、問題なのは携帯代金の未納よりも本体代金の未納なんです。
本体代金が未払いだとどうなるのですか！？
携帯代金を支払っても
本体代金が未納の場合が有ります。
問題なのは、
本体代金は支払わない期間が３ヶ月以上空くと
携帯電話だけでなく、
融資関連もクレカも住宅ローンも組めなくなる
信用情報ブラックという状態になってしまうからなんです。
信用情報はどうしたらブラックになってしまうのですか！？
信用情報とはCICと呼ばれる個人信用情報機関で取り扱われています。
その情報は本体代金をを3回遅延すると、
信用情報上では「異動」という扱いを受けて、
割賦契約やローン契約が組めなくなってしまうのです。
冒頭で伝えた、携帯電話の割賦販売法もこのCICに記載することが決まったので、
携帯電話の本体代金を3度支払いを滞ると、
信用情報がいわゆるブラックの状態となります。
携帯の割賦契約って恐ろしいですね。。
特に注意しなければならないのが、
実質0円で携帯電話を契約することです。
実質0円は、携帯電話を契約しているから0円なわけで、
解約すると、本体代金を一括請求されます。
携帯電話の料金の未納は
信用情報に掲載されるわけではありませんが
本体代金の未納は
信用情報に掲載されてしまうので
滞納が続くと信用情報が汚れて
割賦契約やローン契約、クレジット契約が組めなくなってしまいます。
携帯電話で金融事故を起こした場合、どうしたら良いでしょうか？？
携帯電話の本体代金で金融事故を起こすと取り返しの付かないことになります。
もし、金融事故を起こしてしまったら
その信用を取り戻すために
一括購入して飛んだ携帯会社を、
銀行引き落としで毎月遅延なく支払いを続け信頼を回復する方法が考えられます。
小手先のテクニックかもしれませんが、
頭の片隅にでもおいておいていただければと思います。
信用を取り戻すのにはどのくらいの期間がかかるのでしょうか？
信用を取り戻すのは簡単なことではありません。
未払いの情報はCIC上では消えるまでに5年間かかります。
携帯の分割契約の先程の方法も1年以上はおそらくかかるでしょう。
携帯電話の割賦契約には注意しましょう。
まとめ
この内容では注意喚起を促してきましたが、
実は携帯電話の分割契約は信用情報に記載されるので
クレジットヒストリーを作りやすいという利点もあります。
くれぐれも信用情報がブラックにならないように気をつけましょう。
それではながながとお読みいただきありがとうございました。
