CICにおける審査の秘密！「属性」と「スコアリング」
審査においてとても重要な項目について考察しました。
以下では文章で説明しています。
融資には審査基準ってあるのでしょうか？？
その昔、
審査とは担当者によって手作業で行われていました。
貸し倒れのリスクがなければ可決、といった感じで
担当者ベースで公正さや正確さに問題があった時代があったんですね。
現在ではコンピューターによって
属性をスコアリングして公正に正確に発行される時代に変化しました。
スコアリングとはなんですか？
スコアリング
申し込み情報を点数にして審査を点数でまずは選別している
これが分かれば、スコアリングを制すれば融資を制する事ができそうですね。
ではどんなものがスコアに関わってくるのか説明します。
どんなものがスコアに関わってくるのですか？
まず、このスコアリングされる項目を学びましょう。
スコアリングされる項目を「属性」と呼んでいます。
属性は申込書に記載していく事項から成り立っています。
そしてこの審査においては、参考とされる指標は申込書だけなので、
可決を目指す場合、この申込書を攻略することを念頭に置きます。
属性とはどんな内容が挙げられますか？
まず「年齢」です。
年齢は２０歳から６０歳の間で年齢を重ねるに連れて加点されていきます。
ただし３０歳で何も情報がない状態だと逆に減点されていきます。
こうゆう何も記載のない状態のひとをスーパーホワイトと呼んでいます。
他に属性とはどんな内容が挙げられますか？(1)
次にあげられるのは「勤続年数」です。
勤続年数は長ければ加点の対象です。
勤続１年未満はあまり評価がよくないと考えられていて、
自営業も１年未満はあまり評価がよくないと考えられています。
他に属性とはどんな内容が挙げられますか？(2)
スコアリングで重要視されているのが「雇用形態」です。
公務員は多少汚れていてもカードが作れるほど評価が高いです。
実際にブラックでも審査を通した例があります。
そして正社員も高評価です。
自営業は勤続が長ければ評価が高いのですが、
短いと評価が低くなります。
他にどんな属性があげられますか？(3)
年収も大きく関わってくる属性要素です。
年収は多いに越したことはありませんが、
虚偽申請を行うと
途上与信で収入証明の提出を求められる場合があったりします。
収入が低いから発行されないということではなく、
発行母体によってどんな層の人が欲しいかが違うので、
年収を偽造することが理想とは言えないのでむやみに年収を変更したりするのはやめましょう。
他にどんな属性が挙げられますか？（4）
居住年数と住居区分の項目も大きく関わる要素です。
持ち家が1番評価が高く、家族所有、賃貸と続きます。
居住年数が長いのか短いのかもポイントで、
長年住み続けていて、同じくらい勤続年数が長いと高い評価を得やすい傾向にあるようです。
他にどんな属性があげられますか？（5）
次に見ておきたい項目は「家族構成」です。
親と同居の既婚者が1番評価が高いようです。
2番目が既婚者。そして独身と続きます。
金融機関も最悪のケースを想定しているので
このような評価になっているようです。
他にどんな属性があげられますか？（6）
結構重要なポイントが「固定電話」です。
昔は一家に一台固定電話が存在していました。
家があって、固定電話がある、
これが一般的に高い評価の常識でした。
固定電話は引いてないよりはあった方が良いので、
インターネットと同時に引いておくことをお勧めします。
他社の借り入れが多い場合は審査に影響しますか？
他社からの借り入れについては「年収の3分の1以下」であるかどうか、
これを1番先にチェックしているようです。
3分の1以下で他社の支払いに遅延がなければ優良顧客として迎えられます。
借り入れが多いのが問題ではなく、
期日どおりに支払っているのかが問われます。
まとめ
申込書に記載する事項において無意味なものはないので、
一つ一つ慎重かつ丁寧に記載していきましょう。
それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。
